車中泊にもルールあり!初心者が知っておきたい基本とマナー

キャンプブームにはじまり、今では車中泊を取り入れたキャンプや旅行を楽しむ人が増えています。

 

車中泊を楽しむことは良いのですが、どうしても人気が出ると発生するのがルール違反やマナーの問題。

 

「車中泊はどこで泊まってもOK!」という勝手な認識が一人歩きしてしまい、近隣住民の方々や、従来からルールやマナーを守って車中泊を楽しんできた人との間にトラブルが発生しやすくなっています。

 

そこで今回は、これから車中泊を楽しもうと考えている初心者の方へ、知っておいてほしいルールやマナーの基本をお話します。

 

Contents

1: 人気の裏にルール違反あり

どのようなことも人気が出るとルール違反やマナー違反が増えてしまいます。これまで関わらなかった人が始めるため、見た目だけで判断することで勝手な行動になってしまっている。こういうことが起こります。

 

(1)人気が出るとルール違反も増える

車中泊に限らずキャンプも同じですが、人気の上昇によってルール違反やマナー違反は増えています。

 

特に車中泊は身軽に寝泊まりできるという印象があるため、自分勝手な行動をしてしまっている方もいらっしゃるようです。

 

もちろん、ルールやマナーを守って楽しんでおられる人の方が多いのですが、世間一般から見ると違反している人へ注目が集まるため、100人の良識のある行動よりも1人の違反行為が原因となり、車中泊を楽しめる場所が減少してしまうことも考えられます。

 

特に最近トラブルが増えているのが道の駅やSAでの車中泊。法律で定められているワケではないという理由で、マナーを守らずオートキャンプ場のように使っている人もいるようです。

 

こういうことが全国で増えてくると、車中泊そのものが否定されてしまい、楽しむことが難しくなります。

 

(2)こんなルール違反が起こっています

具体的なルール違反を何点かお話します。もし、知らない間に自分もやってしまっていることがあれば、次回からは気をつけて行動するようにしてください。

 

一人一人の行動が車中泊を楽しめる、そして車中泊を受け入れてもらえる世の中になるかどうかが決まります。

 

  • [1]アイドリングしたまま駐車して宿泊
  • [2]テーブルセットやタープを駐車場で展開してBBQ
  • [3]洗面所で食器を洗う
  • [4]自分たちが出した大量のゴミを捨てていく
  • [5]施設の中で洗濯物を干す
  • [6]施設のコンセントから勝手に電気を使う

 

一例を挙げましたが、誰かがやっているのを見ると「自分も大丈夫だろ」と勘違いしてやってしまいやすいことばかりです。

 

特に洗面所での食器洗いや、施設のコンセントの無断借用は目にすることの多い事例です。

 

今一度、車中泊を行うときには「誰かがやっていても自分はやらない」ように気をつけて行動することが大切です。

 

ここで間違ってはいけないのは、誰かがやっているのを見ても自分で注意しないことです。100%とは言いませんが、かなり高い確率でトラブルへ発展します。見かけたときは施設のスタッフや責任者へ連絡し、施設側から対応してもらうようにしましょう。

 

そもそも、こういうルール違反やマナー違反を平然とする人に、何を言っても通じません。しかるべき権限を持った人(この場合なら施設関係者)から対応してもらうことが必要です。

 

2: 気持ちよく長く楽しみたいならルールを守る

これからも身軽に楽しく、長く車中泊を楽しみたいなら次のルールは絶対に守りましょう。

 

というか、キャンピングカーをはじめとした車中泊を長年楽しんできたアイリンクスとしては、絶対に守ってほしいことばかりです。

 

(1)車中泊の場所

車中泊は「どこでもOK」というイメージが強いですが、日本では「どこでもOK」にはなりません。

 

車中泊をしても良い場所と、車中泊をしてはいけない場所があります。必ず車中泊をする場合は場所の確認をしてください。

 

どちらかわからない場合は、施設責任者や地元の警察や自治体窓口へ確認するようにしましょう。

 

(2)アイドリングストップ

車中泊をしても良い場所だからといって、アイドリングしたまま過ごすのはNGです。

 

車中泊を行う場合、車を停車したらアイドリングストップが原則です。

 

(3)音や声の大きさ

音楽や声の音量に注意しましょう。

 

楽しくてテンションが高まり、ついつい話し声が大きくなると思いますが、そこは大人の対応をしてください。

 

特に、日が暮れてからの大きな話し声や音楽は、同じように車中泊をしている人の迷惑になります。

 

自分たちだけが楽しい!というのはマナー違反です。皆が楽しく過ごせるように配慮することが必要です。

 

(4)ゴミ問題

自分たちが出したゴミは必ず家まで持って帰って処分しましょう。

 

車中泊をした場所に放って帰るのは違反です。帰り道のコンビニや道の駅のゴミ箱へ、ギュウギュウ押し込んで帰るのはもってのほかです。

 

(5)火の取り扱い

火の取り扱いは決まった場所で行いましょう。

 

広いから、空いているから、という勝手な判断で火を使ってはいけません

 

また、火を使っても良い場所でコンロなどを使う場合も、地面や芝を焦がさないようにしてください。

 

(6)長期利用

連泊しても良いかどうか、施設責任者に確認しましょう。

 

無断で連泊している人もいますが、、、迷惑行為です。

 

(7)防犯

人気が出ると同時に発生しやすいのが犯罪(特に窃盗)です。

 

車中泊をするときは、防犯意識を高めてください。カギを掛けることや、使ったモノは車内へ戻すというような基本的なことまで注意しましょう。

 

朝起きたらアイテムがなくなっていた。こういうこともあり得ます。

 

(8)駐車場の利用方法

駐車場の利用方法は最初に確認しておくべきことです。

 

皆でルールやマナーを守るためにも、確認するようにしてください。

 

また、車中泊をしても良い施設によって利用方法は違います。そのため勘違いしたままルール違反やマナー違反をしないためにも、確認することが大切です。

 

(9)電気

勝手に施設のコンセントを使ってはいけません。これは泥棒です。犯罪です。

 

しかし、車中泊には電気が必要です。特に今の時代は。

 

そこで快適に過ごすためにも、自分でポータブル電源を用意しておきましょう。家で充電していけば使えます。

 

施設によっては有料で充電させてもらえるところもあります。こういうところを上手に利用しながら電気問題を解決しましょう。

 

3: ルール違反しやすい車中泊

知らない間にルール違反しやすい車中泊の場所があります。

 

(1)道の駅

基本的に道の駅での車中泊はNGです。

 

ただし、最近は道の駅の中の一部分だけを車中泊用に解放している施設もあります。施設によって状況が変わりますので確認しましょう。

 

無断で駐車場を使って車中泊するのはNGです。

 

(2)SAやPA

SAやPAでの車中泊もNGです。

 

仮眠や休憩はOKです。

 

(3)RVパーク

RVパークは車中泊OK。ただし、火の取り扱いやテントやタープの使い方に関しては、施設によってOKとNGがあります。

 

車中泊はOKだけど、テントやタープを出すのはNG。こういうこともあります。利用するRVパークの利用規約をきちんと読んでおく必要があります。

 

(4)オートキャンプ場

オートキャンプ場も車中泊はOKです。ただ、RVパークと同じように、施設による独自ルールがあります。

 

例えば電気の使い方や火の使い方など。オートキャンプ場は何をしてもOKという場所ではありません。

 

4: 車中泊でルールを守って楽しむポイント

車中泊を楽しむためのポイントを3つお話します。

 

(1)時間はゆったり

とにかく、時間はゆったり活動できるようにスケジューリングしましょう。

分単位でスケジューリングすると自分勝手な行動が増えてしまい、ルール違反やマナー違反を起こしやすくなります。

 

(2)GSチェック

人は慌てると違反しやすくなります。特に車中泊のキモである燃料(ガソリン)が不足してくると気が気じゃなくなります。

 

車中泊をする場所の近くにあるGSはチェックしておきましょう。営業時間や休業日も調べておくと安心です。第三候補くらいまで調べておけば心に余裕を持てます。

 

(3)トイレとお風呂

車中泊をする場所によってはトイレやお風呂が無い場合もあります。こういう場合は、日帰り温泉を使うようにしましょう。

 

のびのび広い湯船に浸かって一日の疲れを癒やせます。

 

5: まとめ

車中泊は楽しいです。そのため人気が出てくるのも納得です。しかし、人気が出ることでルール違反やマナー違反が目に付くようになりました。

 

このような状態が今後も続くと、車中泊を否定的に捉える人が増えてしまいかねません。そうすると、どこも「車中泊なんて禁止!」という流れになり、楽しめることがひとつ減ってしまいます。

 

人気が出始めたときが勝負です。「誰かが守るから自分は何をしてもOK」ではなく、「自分から守る」という意識を持ち行動をし、長く車中泊を楽しめる状態を維持していきたいと思います。

 

あなたもルールやマナーを守って車中泊を楽しんでください。一人一人の行動が未来の楽しみを増やすか減らすかを決めます。