キャンピングカーの二人旅におすすめできるキャブコンとは?

キャンプが人気です。一時期のブームで終わるかと思われていましたが、衰えることなく人気を維持しています。

 

そのため、キャンプ場へ向かう人が増えています。そして普通乗用車でキャンプに行くだけでは満足できず「キャンピングカー」を手に入れ、いつでも好きな場所でアウトドアライフを楽しむ人も増えました。

 

ただ、キャンピングカーには種類がありますし、アイリンクスのようにレンタルをしていると複数台を同時に見ることができるのでわかるのですが、使い方によって向き不向きがあるんですね。

 

特にご夫婦二人旅の場合は、チョイスするキャンピングカーの種類によっては、かなりアウトドアライフの楽しい度が変わってきます。

 

Contents

1: キャンピングカー二人旅に最適な種類

キャンピングカーの二人旅に最適なのは、どういった種類のものなのか理解しておきましょう。

 

(1)キャブコン

いわゆる、日本においてのキャンピングカーと言った場合、多くの人がイメージするのが「キャブコン」と呼ばれるタイプです。

 

キャブコンは普通免許で運転できるサイズのトラックの荷台部分に居住空間を載せたキャンピングカー。

 

キャンピングカー用に設計された居住空間を利用しますので、余裕を持って快適に過ごせる工夫があちこちになされています。

 

特徴的なのは、車内で背中をまるめずに立ったままでも移動できることでしょう。ベッドのスペースも広いですし、キャブコンの場合ですと最大大人5名は就寝することができる設計になっています。

 

3泊以上のアウトドアライフでも、余裕をもってゆったりと過ごせる設計なので、ご夫婦二人旅に最もおすすめできる種類と言えます。

 

(2)バンコン

続いて最近人気が出てきているのが「バンコン」と呼ばれる種類です。

 

バンコンは見た目「普通のハイエース」です。というのも、ハイエースをはじめとした大型のワンボックスをベースに作られているからです。

 

バンコンの外観はキャブコンのように「あっ!キャンピングカー」という雰囲気はありません。普通にワンボックスです。

 

しかし、車の中は運転席の後ろを居住空間に改装。シートを畳んでベッドにするタイプがメインです。

 

バンコンはキャブコンに比べると、ワンボックスなので運転しやすいというメリットがあります。また、立体駐車場を使いやすいというメリットも持っています。

 

しかし、快適性を考えるとキャブコンには叶いません。特徴的なのは、背中を丸めずに車内を移動できないことでしょう。

 

これ、意外にストレス原因になるんですね。

 

普段の買い物にも兼用で使いたいという方が購入されるなら、バンコンはおすすめですが二人旅を楽しく快適に過ごすとなると、車内の装備も不足気味になるので強くはおすすめできません。

 

(3)軽キャン

軽自動車をベースにしたキャンピングカーです。軽自動車ということでおわかりのとおり、車内空間はけっして広くはありません。

 

どちらかというと、軽キャンは「移動」「就寝」の2つに目的を絞ったキャンピングカーと言っても良いと思います。

 

ですから、例えばご夫婦で四国巡礼をされる場合ですと、移動と車中泊の目的としておすすめできるキャンピングカーです。おまけに燃費もいいのでお財布にもやさしい種類です。

 

(4)トレーラー

ガチのアウトドアライフ好きが購入するならトレーラーを選びましょう。居住空間も装備も充実。見た目にも目立つこと間違いありません。

 

ただしトレーラーは「牽引」することになりますので、運転にコツが必要になります。普通に走ると内輪差が大きいので巻き込み事故にもつながりますし、少し細い道だったら上手く入れないということも。

 

後はバックするときが難しいですね。バッグで右へ曲がりたいのに、普通にハンドルを切るとトレーラー部分が反対方向へ進んでしまう。こういうことも起こります。

 

すでにジェットスキーなどを牽引して運んでおられる方なら大丈夫です。

 

2: 二人の旅のキモになる快適ポイント

キャンピングカーでの二人旅は次のようなポイントをおさえておくと快適に過ごすことができます。

 

(1)ゆったり眠れる

キャンピングカーで重要なのは「ゆったりと眠れる」ことです。確かにバンコンでも大人二人が眠ることはできます。でも天井が低いんです。人によっては圧迫感を持ってぐっすり眠れないという人もいるはずです。

 

軽キャンも同じく屋根が低いので、狭いところで寝ている感じが続きます。

 

ということで考えると、キャブコンがサイズ的にもベストということになります。

 

(2)普通自動車免許で運転できる

これもポイントです。わざわざ大型免許を取得しにいくのも面倒ですから。

 

先ほどご紹介しました4つの種類ですと、普通免許で運転できます。ただし、トレーラーは要注意です(750kg以上のトレーラーは別に免許が必要です)。

 

後ろに牽引しているのは、普段の運転とは勝手が違ってきます。

 

キャブコンやバンコン、軽キャンがおすすめということになります。

 

(3)装備が充実

装備は充実している方がいいです。というのも、アウトドアでは突然の雨や、気温低下が起こることもあります。

 

こういうとき、車内の装備が充実していると面倒な気分にならず、雨すらも車内から楽しみながら過ごせます。

 

装備の充実を考えると「キャブコン」でしょう。

 

(4)ペットも一緒に旅できる

ペットも一緒に旅したい。

 

わかります。こういう場合はペットも快適に過ごしたいはず。広さを考えるとキャブコンがおすすめです。

 

ゲージを置いてもご夫婦二人なら、まだまだ居住空間が残っています。

 

3: 購入する場合の選び方

もしキャンピングカーを購入しようと考えておられるのなら、次のポイントを明確にしておきましょう。

 

(1)乗車人数

何人まで乗車して旅に出るのか。

キャブコンですと、就寝まで一緒にするなら大人5名くらいがベストです。

常にお二人ということなら、バンコンや軽キャンでもOKですね。

 

(2)内装

内装の美しさにこだわるかどうか。好みの問題です。

 

こだわりがあるのなら、トレーラーかキャブコンです。特にこだわりがないのなら、バンコンや軽キャンもOK。

 

(3)装備

電子レンジや冷蔵庫、トイレやミニキッチン。電源は当然欲しいですし、ベッドやリビングになる装備も欲しい。

 

エアコンもあると快適。

 

装備をある程度充実させて、快適に過ごせるキャンピングカーを手に入れたいなら「キャブコン」がベストなバランスを持っています。

 

(4)駐車場

立体駐車場へ入れたい。少し狭い駐車場を使うこともある。こういう方は、バンコンや軽キャンをおすすめします。

 

そうでない場合、キャブコンでも問題ありません。コンビニなどは入れますから。道の駅も大丈夫。

 

ファストフード店は要注意です。天井をぶつける可能性があります。

 

(5)楽しみ方

どういった目的でキャンピングカーを使うのか。ここ、大きなポイントです。

 

例えば、「旅」が目的なら、装備と快適性を重視して「キャブコン」「トレーラー」ということになります。

 

反対に「車中泊」「仮眠しながらの移動」「就寝はテント一択」という方なら、バンコンや軽キャンでも問題になりません。

 

楽しみ方によって選ぶ種類が変わります。

 

4: 購入する前にレンタルで試すと安心!

キャンピングカーの購入を具体的に検討されているのなら、まずはキャンピングカーをレンタルして、二泊三日くらいの旅に出てみてください。

 

そうすると、ご自身の使い方にあっているのかどうかが体験からわかります。

 

また、レンタルすると、いろいろな種類を試すこともできます。軽キャンでいいと思っていたけれど、キャブコンの方が楽しかった。こういうケースもあります。当然ですが、反対のケースもあります。

 

キャンピングカーは高い買い物です。そして、納車まで時間がかかります。購入するというのは、結構大きな決断が必要です。

 

ですから後悔しないためにも、まずはレンタカーで「お試し」してほしいのです。

 

5: まとめ

キャンピングカーの二人旅におすすめなのは、レンタカーを行っているアイリンクスとしては「キャブコン」をおすすめします。

 

というのも、これまでいろいろなタイプを使ってきましたが、トータルバランスが一番いいんですね。

 

走りもそこそこ「旅」モードで走れますし、就寝スペースも広くて快適。車内で過ごすときも天井が高いのでストレスなく、防犯面も他のタイプより安心。

 

さらにエアコンやヒーター、冷蔵庫やミニキッチンがありますので、リラックスしながら豊かな時間を過ごすこともできるんです。

 

ということで、ぜひアイリンクスでキャブコンをレンタルして試してみてください。きっと喜んでいただけるはずです。