冬キャンプこそキャンピングカーで寒さ対策!初心者さんでも安全に楽しむ方法

キャンプを楽しむ人が増え続けています。京都府南部にある笠置キャンプ場は、冬の寒い季節でもキャンパーが集っています。

 

今のようなキャンプブームになる前なら、冬なんてポツンポツンとしかキャンパーは居ませんでしたが、今では状況が変わっています。

 

それくらい冬でもキャンプを楽しむ人は増えているわけですが、キャンプ初心者さんからするとハードルが高いのも事実。

 

でもですね、キャンプをするなら絶対に冬も楽しんでほしいのです。というのも、次からお話しますが、夏や春や秋とは違った冬にしか楽しめない魅力があるからです。

 

Contents

1: 冬キャンプの魅力とは?

冬キャンプの魅力は、意外にたくさんあります。そして冬キャンプを楽しめるようになると、人出の多い季節にキャンプへ行こうという気がちょっとなくなります。それくらい冬キャンプは魅力的なんです。

 

(1)虫がいない

まず、性別に関係なく、年齢も関係なく「虫」が苦手という人がいらっしゃいます。

 

虫が苦手な方にとってキャンプというアウトドアは、かなりリスクの高い遊びです。というのも、春先から秋の終わり頃までは「キャンプができる場所=虫が多い場所」だからです。

 

特に夕暮れ時の、もっとも過ごしやすい時間帯に限って明かりに誘われて虫がやってきます。足元にも虫がやってくることがありますから、苦手な人にとっては恐怖の場になっていることでしょう。

 

しかし、冬キャンプなら虫はほとんどいません。無理に草むらへ入ってガサガサすると出てくることもありますが、そんなことをしなければまず出会うことはありません。

 

どうですか?虫が苦手な方にとっては大変魅力的ではありませんか?

 

(2)動物との遭遇も少ない

キャンプが出来る場所は郊外の中でも市街地から外れた場所です。京都府南部の笠置キャンプ場などは典型的な場所です。

 

そして、こういった場所には野生動物が少なからず生息しています。そのため、テントを張って眠っている時に、ガサガサやられてしまうこともあります。

 

朝起きると、ガサガサやった痕跡が散らばっている。こんなこともあります。

 

しかし、虫と同じように野生動物も冬には出てきません。だからといって、適当にゴミ処理しておいてもいいですよ、という話ではありませんがかなり安全であることは確かです。

 

注意しなければいけないのはカラスくらいになります。

 

(3)人が少ない

根本的に寒い季節にキャンプへやってくる人は少ないものです。昔よりも増えたとは言っても春や夏のようには居ません。

 

そのため、大変静かに「本来のキャンプ」の醍醐味を感じられます。

 

最近はブームもあって、夏などは海水浴場と同じように人で溢れているところもあるようです。こういった経験をしなくていいのが冬キャンプの魅力です。

 

(4)スペースが広くなる

人が少ないので、一人当たりのキャンプスペースが広くなります。パーソナルスペースが広いと、自然の中で大変リラックスできるようになります。

 

ギスギスとした世間から離れられるので、心も体もリフレッシュできること間違いありません。

 

(5)澄んだ空気は冬だけのもの

冬キャンプをやってみるとわかります。暖かい季節と空気感が全く違います。

 

「空気が澄んでいるというのはこういうものか」

 

肌で感じることができるでしょう。お子さんにも経験してもらえると、本当の意味で自然の良さを理解してもらえるはずです。

 

(6)星空が見えすぎて感動できる

冬の夜空は星でいっぱいです。というのも、空気が澄んでいるので見えやすいためです。

 

人手が少ない冬のキャンプ場では、日が暮れてからしばらくすると夜空一面に星が見えてきます。

 

「こんなにも多くの星があったのか」と感じるお子さんもいらっしゃるでしょう。情操教育やネットから離れた視点を養う良い機会になります。

 

(7)焚き火が絶対に楽しい

寒いということは焚き火が楽しいということです。夏でも焚き火は楽しいものですが、冬は暖かさを感じることができるので、さらに楽しさが高まります。

 

(8)温泉も最高

キャンプ場近くの温泉へ足を運んで見てください。夏とは違った温泉の良さを感じられます。

 

冷えたカラダが暖まるだけでも、最高の幸せを感じることができます。

 

(9)朝起きて景色が変わっていると感動

冬のキャンプは朝がキモです。

 

というのも、夜に冷え込んだときこそ、朝の景色が様変わりしている可能性が高いからです。

 

うっすらと霜が降りているだけでも美しい景色になります。静かに雪が降った後だと、一面の銀世界を楽しめます。

 

家に居ては見られない景色ですし、スマホやパソコンで「死ぬまでに見てみたい景色100選」の画像では得られない感動があります。

 

(10)温かい料理が一層美味しく感じる

キャンプで食べる料理は、どんなものでもおいしさがアップします。しかし、冬キャンプですとおいしさが3倍4倍にアップします。

 

寒い中で暖かい料理を食べる幸せを実感してみてください。

 

2: 冬キャンプの寒さ対策基礎知識

冬キャンプをする場合、寒さ対策として次のような基礎知識があります。初心者の方は参考にしてください。

 

(1)テント

テントを張る場合、スカートの付いたテントを選びましょう。足元から入ってくる冷気を防げます。

 

また、テントにベンチレーション機能があるものがベストです。ベンチレーション機能でテント内の空気が抜けるようになっていないと、テント中で結露が発生してしまいます。すると結露によって余計に冷え込みやすくなり、テント内が暖かくなりにくいのです。

 

(2)マット

地面からの冷えを防ぐためには保温性の高いマットを用意しましょう。

 

(3)グランドシート

テントの下に敷く保護シートです。これを敷くだけでも地面からジワジワと伝わってくる冷気を防げます。

 

(4)シュラフ

保温性の高いものを選びましょう。できれば軽くて暖かいものがおすすめです。

 

(5)ストーブ

換気をしながら安全に注意して使いたいのが石油ストーブ。小さなものでも暖かくなります。

 

(6)インナー

ヒートテック系のインナーやシルクインナーがおすすめです。

 

薄手なのに暖かく、肌触りがいいので快適に過ごせます。

 

(7)パーカー

保温性と通気性があるものを選びましょう。冬キャンプの必需品です。動きやすさも確認しておくと、キャンプ場でイライラしなくてすみます。

 

(8)パンツ

ダウンズボンがおすすめです。中綿が入っているので温かさが違います。

 

(9)靴と靴下

ダウンシューズがおすすめです。とにかく足元は冷気を防ぐものを選びましょう。特に冷え性の方は、奮発して高機能なブーツを購入しておくと安心です。

 

(10)カイロ

あると便利なアイテムです。持って行かない理由はありません。

 

(11)湯たんぽ

こちらも便利アイテムです。お湯は簡単に沸かせますから湯たんぽは必須アイテムと言ってもいいですね。

 

何度でも使えるのも経済的です。

 

(12)ブランケット

眠るときも、星空を楽しむときも、食事のときも、膝の上にあると暖かいブランケット。かさばらないものを選んでおくと、持ち歩きでイライラしなくてすみます。

 

(13)ホットカーペット

電源のあるキャンプ場ならホットカーペットを使うのもあり。注意点は、消費電力が高いのでブレーカーが落ちないか確認することが大切です。

 

3: キャンピングカーなら初心者さんでも快適で安全!

冬キャンプは魅力があります。そして、装備を正しく選ぶと快適に過ごせます。

 

でも、ものものしい装備を揃えるのはちょっと。そういう方は、キャンピングカーで冬キャンプに出掛けてみてはいかがでしょうか。

 

キャンピングカーを使うと、次のようなメリットを感じることができます。

 

  • (1)荷物が減る
  • (2)設営と撤退の手間も減る
  • (3)急激な冷え込みにも対処しやすい
  • (4)車内は快適な空間にできる
  • (5)防犯面もいい
  • (6)小さなお子さんがいても安心

 

車中泊になりますので、手間と装備を軽くできます。

 

また、パパだけ、ママだけ、キャンピングカーから出て、テントを張ってソロキャン気分も味わえます。

 

普段は手に入りにくい「一人静かな時間」を存分に楽しめます。

 

キャンピングカーを購入するのはちょっと難しいという方は、お近くのキャピングカーのレンタルを利用してみてください。

 

購入することなく、普段の整備も必要なく、快適にキャンプを楽しむことができます。

 

4: まとめ

冬キャンプは魅力があります。でも、寒さに負けてしまい体験しようという人は多くありません。

 

しかし、キャンピングカーを使えば、テントよりも寒さを感じることが減ります。車中泊ですから、車内はヒーターで暖かくなります。風も入ってきませんし、突然雪が降ってきても大丈夫です。

 

冬キャンプに興味はある。でも、楽しめないかもしれない。そんな不安をお持ちなら、まずはキャンピングカーのレンタルで試してみてください。