 
キャンプ人気が高まったことで、車中泊を取り入れてアウトドアを楽しもうと考える人が増えています。
 
そこで「RVパーク」という言葉を聞く機会が増えてきましたが、実際に使い方がわからないという理由で、興味はあっても二の足を踏んでいる人もいらっしゃると思います。
 
そこで今回は、RVパークと相性の良いキャンピングカーをレンタルしているアイリンクスが、基本的なRVパークの特徴や使い方についてお話していきます。
 
1: 車中泊ができるRVパークとは
RVパークとは超簡単に表現すると「車中泊できる場所」です。
 
パークによって施設設備や駐車スペースに違いはありますが、概ねリーズナブルな料金で気軽に車中泊できるスポットです。
 
(1)RVパークとは
RVパークは、次のような条件で作られています。
 
そこそこ大きめの車でも余裕で駐車できます。普通乗用車から3ナンバーの車、キャンピングカーの中でも快適に使える「キャブコン」も駐車できます。
 
パークによって若干の違いはありますが、二泊三日程度の家族旅行なら十分に楽しめます。
 
これもRVパークの条件に入っています。車中泊をする人にとっては、大変ありがたい条件ではないでしょうか?
 
電源も用意されています。100Vなので専用の機械は必要ありません。キャンピングカーですと、電源を車へ直結することで、車内環境がかなり快適になります。暑い夏でもクーラーや扇風機を使えます。
 
また、スマートフォンやゲーム機などを使われる方ですと、モバイルバッテリーの充電も可能なので安心できます。
 
これもうれしいですね。車中泊するとき、お風呂は結構困ることですから。
施設内にあれば大変便利ですが、15km圏内になるなら車で移動して入浴し、戻ってきて車中泊も十分可能です。
 
車中泊で出たゴミを処理できます。これもうれしい条件です。
 
かなりゆるく使える条件があります。
 
車中泊初心者の方にとっては、心強い条件です。迷うことが減りますので安心できます。
 
(2)RVパークはこんなところ
RVパークは特別な施設ではありません。
 
最近、日本全国に増えてきているため認知度もアップし、利用者も増えてきています。
 
また、RVパークは
 
 
こうした商業施設があり、広めの駐車場を持っているところに併設されることが増えています。
これは利用者にとっては大変利便性の高いサービスだと言えます。特に温泉施設やスーパー銭湯などと併設していれば、お風呂の問題や食事の問題が簡単に解決します。
 
オートキャンプ場でテントやタープを立てて過ごすのとは違いますが、快適にアウトドアを楽しむためには、とても使いやすい設備サービスだと言えるでしょう。
 
また、RVパークで知っておいて頂きたいのが、一般車でも利用できるということです。どうしてもRVパークという言葉から、
 
 
こうした車しか使えないというイメージがあります。しかしそんなことはありません。軽自動車でも普通車でも使えます。
 
2: RVパークの特徴を知っておこう
それでは、RVパークの特徴をお話しておきます。
 
(1)予約について
基本的「予約なし」で利用できます。
 
ただし、RVパークによっては休日など混み合う可能性があります。特に観光スポットが近くにあるパークや、レジャー施設が近いパークです。
 
こういう場所になるパークを利用する場合、予約なしで行くと満車で利用できないこともあります。
そのため、RVパークの条件としては「予約なし」での利用となっていますが、前もって利用を考えているRVパークがあるのなら、予約できないか確認しておきましょう。
 
最近のRVパークはホームページを持っていますので、そこから空き状況を確認し、予約できるかどうか確認してください。予約に関しては
 
 
この2つが多いのですが、パークによっては「電話のみ」というところもあります。
 
(2)宿帳みたいなものがある
一般的な「宿帳」ではありませんが、利用するときにはRVパークの受付で利用規約の確認が必要です。
 
というのも、RVパークによって使用料が違うからなんです。
 
例えば、
 
- ゴミ処理は有料か無料か
- 100V電源は別途使用料が必要なのか
 
こうした細かい部分の取り決めがRVパークによって違っています。後から困らないためにも、利用規約や有料無料の違いを確かめましょう。
 
(3)電源
100Vの電源は、駐車スペースの近くにあるボックスに設置されています。ボックスには勝手に使われないようカギが掛かっているのが一般的。
受付で電源の使用を申請し、ボックスのカギを開けられるようにしてください。
 
RVパークによって、ボックスのカギを渡される場合もあれば、管理者が開けに来てくれるところもあります。
 
ここで初めて使う人への注意点としてお伝えしますと、電源ボックスから車まで電化製品によっては電源コードが届かないこともあります。
こうしたトラブルを防ぐためには、ホームセンターなどで販売されている「コードリール」を用意しておきましょう。
 
10mくらいの電線を巻けるリールがついて、4000円前後で売っています。一つもっておくと大変便利です。
 
(4)テーブルやチェア
駐車スペース内ならテーブルやチェアを出してもOK。お昼間はキャンプの雰囲気を楽しみ、夜は車内で快適に過ごす。こういう楽しみ方ができます。
 
(5)火の使い方
車外での火の取り扱いは厳禁です。RVパークによって火の取り扱いルールも少し違いますので、受付のときに確認しましょう。
 
3: 初めての人がRVパークを利用する場合の注意点
次の注意点を守りましょう。
 
- アイドリングしない(駐車中はエンジン停止)
- 車外でのBBQや花火は禁止
- 騒音(大きな声での会話や音楽なども含む)は禁止(他の利用者への迷惑行為も当然ですが禁止です)
- ゴミは指定の方法で片付ける
- 洗面所で洗濯や炊事をしない
- 予約したけれどキャンセルする場合は必ず施設へ連絡
 
あとは、RVパークが独自に決めているルールを確認し守ってください。
 
キャンプ場に関しても言えることですが、昨今の人気上昇によってマナーの良くない人も出てきています。マナー違反の方が増えてくると、RVパークやキャンプ場の運用が難しくなり、楽しい時間を過ごすことができなくなります。
 
一人ひとりのマナーやルールを守る気持ちが、こういった文化を長く維持できる方法です。
 
また、RVパーク内で違反している人を見かけたときは、受付を通して注意してもらいましょう。自分たちで注意すると、多くの場合トラブルへ発展します。
 
4: RVパークの利用方法と料金相場
基本、当日受付が可能です。
 
ただし、先ほどもお話しましたように
 
 
によっては大変混雑するところもあります。まずは利用したいと考えているRVパークのホームページを見つけ、予約できるかどうかを確認しましょう。
 
料金相場ですが、概ね一泊2000円~3000円のところが多いです。RVパークによって
 
 
こういうサービスが有料のところもありますので、いくら必要なのか確認しておきましょう。
 
5: まとめ
RVパークは、かなりお安く車中泊できる場所です。また、自然の多い場所に用意されていることが多いため、本格的なキャンプは苦手だけれど雰囲気を楽しみたい方にもぴったりです。
 
ぜひ、キャンピングカーをレンタルして、非日常の中で快適な車旅を楽しんでいただきたいと思います。