夏になるとキャンプに行きたくなる人も多いと思います。
そんなとき、普通乗用車でキャンプに行かれるのもいいですし、もっと気楽に荷物をドカッと投げ入れて、面倒なテントを持たずにキャンピングカーをレンタルされるのもおすすめです。
でも、、、
乗用車で行っても、キャンピングカーで行っても、どちらも困るのが夏の暑さ対策です。
日中はバーベキューとか、川遊びとか、ハイキングをしていますから、暑さをそんなに感じないかもしれませんが、いざ寝るときになると、
「暑くて眠れる訳がない・・・」
ということにもなりかねません。
特にキャンプ初心者や、車中泊初心者の方。
キャンピングカーをあまり使ったことのない方は、よくわからないまま寝る準備をしてしまい、朝まで眠れないまま後悔されることもあるようです。
そこで、今回はキャンプングカーレンタル専門のアイリンクスが、車中泊で夏の夜に使える暑さ対策を紹介します。
1: せっかくですから自然の恵みをもらう
誰もが知っているはずなのですが、いざとなると辛い場所なのに選んでしまうのが、アスファルトで囲まれた場所。
でも、夏でも快適な場所はというと、緑に囲まれた自然の真ん中。
植物は大きく張った地中の根っこから水分を吸収しています。
そして、吸収した水分を大きく広げた葉っぱから蒸発させ、そのとき周囲の熱を奪う特性があります。
このような植物が本来持つ活動の結果、気温が下がりますので、宿泊地に緑の中を選ぶと夏でも快適な場所を手に入れたことになります。
また、植物からはマイナスイオンが放出されているという話をお聞きになったことがあると思います。
これが本当なら、寝ながらにしてリラックスでき、朝目覚めるときには心も落ち着き、スッキリとした目覚めが体験できることでしょう。
2: 水辺に近づくとさらに快適
自然の中でも特に「水」が近い場所を選ぶと、さらに快適になります。
川や海、池などに近い場所は、水と風の力で空気中の熱が冷やされ涼しくなります。
マス釣りができるような渓流に近づけば近づくほど、空気や風がひんやりとし、夏でも涼しく感じることができるでしょう。
ただし、水辺で宿泊する場合には、注意しておくことがあります。
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・夜は水辺に近づかない
足元が見えにくいので、足を取られると事故につながります。
涼しさを感じるだけにしておきましょう。
お子さんがいらっしゃる場合には、絶対に一人で外を歩かさないことです。
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・音に注意
水辺は涼しいですが、水の流れが気になる人もいます。
田舎暮らしで慣れていると、そんなに気にならないものですが、都会にお住まいの方には耳につく音かもしれません。
一晩中「ザァ~」って水の音が聞こえているのは、慣れていると楽しいものですが、一度耳につき「イライラ」を感じると眠ることが難しくなります。
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・虫対策を忘れない
自然の中に居るので虫との出会いをゼロにすることはできません。
でも、水辺に近いところは、平地のキャンプ場よりも、虫との出会いが増える可能性が高いです。
生き物には水が必要です。
虫も同じように必要です。
ですから、虫は水分のあるところへ寄ってきます。
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3: 標高が高いほど涼しくなる
標高の高いところへ向かうのも、快適に過ごす方法です。
一般的には、標高が500メートル高くなれば3℃気温が低くなると言われています。
軽井沢が避暑地と言われるのもそのためです。
できるだけ高い場所で宿泊することを覚えておきましょう。
4: 電池式扇風機があると便利
目的地によっては、標高は対して高くなく、自然にもあまり囲まれていない。
そんなときもありますよね。
その場合には、携帯式の電池で動く扇風機を用意しておくと、少しはマシになります。
体にまとわりつくような熱を、小さな扇風機が奪ってくれますので、小さくても無いよりは有った方が眠りやすくなります。
5: 早めにエンジンを停止
初心者の方が意外に気づかないままやっちゃっているのがコレ。
車のエンジンをできるだけ早く停止させておきましょう。
車のエンジンは熱くなります。
電気自動車なら、ガソリンやディーゼルを使った従来の車のように熱くならないかもしれませんが、気温の高い夏には、どんな小さな動作も熱をもってしまいます。
ですから、寝る時間よりもできるだけ早く、可能なら1~2時間前にはエンジンを停止して冷ましておく方が眠りやすくなります。
6: 快適さを邪魔させないもうひとつの工夫
もし、あなたが道の駅やサービスエリアに少し泊まろうと思っているのなら。
寝る直前に涼しい場所で過ごしておくこともおすすめです。
サービスエリアの一部には、シャワールームもありますから、さっぱりしてからすぐに寝るというのも方法です。
また、快適さを邪魔してくれる筆頭は、寝ているとき、耳元にブ~ンという音と共にやってくる「蚊」。
これは本当に困りますし、耳元で音がするとゆっくり眠ることもできません。
そこで直接の暑さ対策ではありませんが、暑苦しさを軽減するために、蚊の対策も行っておきましょう。
7: やっちゃいけないことはコレ
実は、道の駅やサービスエリアで宿泊することはNGです。
仮眠なら許されますが、宿泊地として使うのはNG。
「でも、トラックも泊まって寝ているし、他にも車中泊している人がいっぱいいますよね。」
という声が聞こえてくる気がします。
では、どうするのかといいますと、あなたの行為が他人に迷惑をかけていないかどうかを考えてみてください。
道の駅やサービスエリアで泊まらないといけないルートを考えてはいけません。
オートキャンプ場やRVパークをルートに入れ、自然の中でゆっくりと楽しめるプランを考えるのが最適です。
[kanren url=”https://ilinx8.co.jp/campers-beginners-stay/”]
8: まとめ
夏にキャンピングカーや乗用車での車中泊を使ったキャンプを行うときには、暑さ対策を考えておいてください。
できるだけ涼しい場所を目指して泊まるのがよいですし、その方が自然を存分に堪能することができるでしょう。
また、非日常を楽しむという意味でも、自然の中に入っていく方が気持ちもリラックスできますので、道の駅やサービスエリアは仮眠や休憩の場所として考えてプランを考えてみてください。
脱水症状などを起こさないように、こまめな水分補給。
少しでも体調が悪いときには、すぐに病院へ行くこともお忘れなく。
暑さはジワジワと体に影響を与えます。
涼しい場所で楽しい夏の思い出をつくってください。