旅をするカタチに変化が必要になってきています。従来と同じような形で旅行や旅をしようと思っても、同じような開放感を楽しむのは難しくなっています。
そこで今回は、新しい旅のカタチとして、キャンピングカーのレンタルについてご紹介していきたいと思います。
1: キャンピングカーレンタルがおすすめの理由
キャンピングカーをレンタルして旅に出掛ける。従来とは違った楽しみ方をおすすめする理由があります。
(1)三つの密を回避しやすい
電車やバス、飛行機を使った旅は快適です。しかし、昨今の状況を考えると、知らない人との距離が近いまま、長時間過ごすのに不安がある。そんな人も増えているとおもいます。
特に、小さなお子さんがいらっしゃるご家庭や、高齢の方がいらっしゃるご家庭では、人との距離を維持しづらい状態にいるだけで、けっこうなストレスを感じ続けていることもあります。
せっかくの気分転換でもある旅なのに、ストレスを溜めていては意味がありません。
しかし、キャンピングカーなら、移動する空間は常に家族や知り合いだけ。
密になったとしても、暮らし方が分かっている人同士なので不安を軽減することができます。
(2)ペットと一緒
大切なペットを家に置いたまま旅に出るのって心配ですね。シッターさんにお願いしても、やはり不安は残りますし、ペットホテルに預けても飼い主さんとしては不安をぬぐい去ることはできません。
やはり、大切な家族の一員でもあるペットですから、旅へ行くときにも一緒に行きたいのが本音だと思います。
でも、電車やバスでは鳴き声やトイレの問題などで難しいこともありますし、途中でペットの体調が変化したとき気軽に旅を中止して戻ることも難しいことがあります。
こういった不安や心配、突然の事が起こったときでもキャンピングカーをレンタルしていれば、ほとんどの場合は解消できます。
キャンピングカーは家族や知り合いだけで乗り合いますので、移動中の車内でペットが泣いても問題ありません。
トイレもペット用のものをクルマへ乗せておけばいつでも対処できますし、体調が変化した場合でもすぐにクルマを止めて様子を見ることができます。
体調が戻りそうにない場合でも、すぐにお家へ戻れますし、旅の行程を短くするのも自分次第なので、かなりの自由度を持ったまま旅を楽しめることでしょう。
(3)大自然でBBQ
BBQを楽しみたいけれど、テントで寝るのは虫が多いのでイヤ。そんな方もいらっしゃいます。
こんなとき、最近では「グランピング」という選択肢もありますが、予約が取れないこともありますよね。
そこでキャンピングカーをレンタルするという方法を検討してみてください。キャンピングカーならキャンプ場までクルマに乗ったまま移動可能。
キャンプ場でBBQを楽しんだ後は、クルマの中で虫を気にせず快適に眠ることができます。
最近のキャンピングカーには、大きなエアコンが取り付けられているものも多いため、車内は一晩中快適な状態で過ごせるでしょう。
BBQや自然は大好きだけど、虫はキライだしテントで寝るのはイヤ。そんな方こそキャンピングカーがおすすめです。
(4)趣味の時間を満喫
釣りや天体観測、風景写真など趣味の時間を快適に集中して楽しみたい。そんな方にキャンピングカーは大変楽しい空間になるはずです。
自分のクルマでは車中泊するのは狭くて難しい場合でも、キャンピングカーなら広々として室内でゆっくりと過ごせます。
趣味の道具や機材も余裕で積んで運べますので、完全に自分だけの空間で思い切り楽しい時間を過ごすことができるでしょう。
特に、朝の早い時間や、夜の時間に楽しむ趣味には、宿泊や休憩が快適にできる空間があれば体力面でもプラスになります。
(5)思い出づくり
小さなお子さんがいらっしゃる方にとって、今だからこそ見せてあげたい風景や、体験させてあげたい楽しみがあると思います。
こういった特別な日の楽しみには、同時に特別な空間があることで、大きくなったときにも鮮明に覚えている「生涯の思い出」となるはずです。
キャンピングカーは、お子さんにとって憧れの乗り物のひとつです。
特別な運転席上のベッドや、広いリビングは、お子さんにとって忘れられない記憶になることは間違いありません。
2: キャンピングカーレンタルで選べるクルマ
キャンピングカーをレンタルするとき、次のような車種が選びやすいです。
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(1)軽キャン
軽自動車をベースにしたキャンピングカーです。軽自動車なので小回りが利きますから運転するのも楽ちん。
しかし、やはり軽自動車なので車内の快適性は少し落ちます。
一人で趣味の時間を楽しむ人向けです。
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(2)バンコン
バンをベースにしたキャンピングカーです。
軽自動車よりも大きくなるので、車内の快適性もアップします。運転も普通のバンなので、特別気にすることもありません。
大人二人+子ども一人くらいなら、結構快適に過ごせます。
バンコンは扱いやすいので良いのですが、あえてデメリットをお伝えしますと、「外観が普通のクルマ」だということです。
キャンピングカーというのが外からわからないので、車外で写真を撮ってもあまり映えません。
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(3)キャブコン
トラックをベースにしたキャンピングカーです。
トラックと言っても、ハイエースくらいなので、普段よりも少し慎重に運転すれば、特に難しいことはありません。
キャンブコンは、見た目にも「キャンピングカー」なので、道の駅に入っても、高速道路のSAに入っても目を引く存在になります。
車内もキャンピングカー専用の設計になっているので、すべてが快適な空間で移動中も車中泊もゆったり気分を満喫することができます。
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3: 気をつけたいキャンピングカーレンタルの費用について
レンタカーの費用については、お店によって差があります。
理由は、ご用意しているクルマの種類や装備、提供しているオプションサービスに差があるためです。
ですので、1日いくらで借りるのかについては、ご予算に合わせて選んでいただきたいのですが、キャンピングカーをレンタルするときに、費用面で気をつけてもらいたいことがあります。
それは、「費用はいつも同じではない」ということです。
キャンピングカーも旅行の費用も同じでして、大型連休のときは費用が高めになります。
また、人が移動する季節も費用が少しあがる傾向にあります。
ですから、あなたがいつ頃レンタルするのか決めてから、費用を見て決めておいてほしいのです。
4: 新しい旅のカタチを楽しむ方法
キャンピングカーをレンタルして旅を楽しむとき、用意しておくと楽しさと快適性をアップするアイテムがあります。
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(1)カーテン
窓の部分にカーテンが装備されているか確認しましょう。カーテンが装備されていない場合は、タオルなど窓を遮れるものを用意しておくと、寝るとき外からの視線が気にならないので安心です。
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(2)持参するものと現地で買うもの
キャンプ場などで食事をする場合、食材は行く途中で買いましょう。その方が地元のおいしい食材と出会えます。
反対にBBQをする道具に関しては、使い慣れたものを持参すると安心です。
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(3)濡れティッシュ
これ1つあると快適です。汚れた手も簡単に拭けます。靴が汚れてもサッと拭けます。
ペットの足も簡単に拭けるので、常備しておきましょう。
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(4)アメニティ
普段使っているものを忘れないで持ち込みましょう。
特に石鹸やシャンプーなどは、自分の好きなものがあるとリラックスできます。
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(5)電気製品
忘れがちなのが、スマホの充電器。これがないと困ります。
また、デジカメをお持ちの場合なら、デジカメの充電器も忘れずに。
そして、あると便利なのがBluetooth対応のスピーカー。スマホと接続することで、いつでも車内に好きな音楽を流せます。
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5: まとめ
旅のカタチにも変化が必要になってきています。
この変化は、これからも無くなることはないでしょう。せっかくの機会ですから、新しい旅のカタチを楽しんでみてはいかがでしょうか。
きっと忘れられない思い出ができあがると思います。