初めてキャンピングカーをレンタルし出かけよう!!
と考えたとき、気になるのが、
「どこに泊まったらいいのかよくわからない。」
ということだと思います。
キャンピングカーそのものは居住空間ですから、法律などを気にしないなら、どこででも泊まることができる機能を持っています。
しかし、そんなアウトローなことをしてはいけません。
社会のマナーを守って、楽しく過ごすのがキャンピングカーの正しい使い方です。
ですから、今回は、初めてキャンピングカーを利用される方が気になる
「どこに泊まったらいいの?」
をご紹介していきたいと思います。
1: キャンピングカーで泊まってはいけないところ
最初にキャンピングカーで泊まってはいけないところをお話しておきます。
キャンピングカーは「どこでも」「すきなところで」「いつでも」宿泊できる性能や機能を持っています。
まさに「動く家」なわけですが、そのままやってしまうのはマナー違反。
きちんと社会のマナーを守って、自分たちも、まわりの人たちも、一緒に楽しく気持ちよく過ごせるようにしてください。
では、キャンピングカーで泊まってはいけないところをお話しましょう。
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・コンビニの駐車場
郊外のコンビニですと、ものすごく広い駐車スペースを持っているところがあります。
こういった場所ですと、すでに大型トラックが仮眠に泊まっていることがありますから、様子をみて使わせてもらいましょう。
しかし、一般的なコンビニの駐車場で泊まってはいけません。
アイドリングがうるさいですし、コンビニの駐車場は泊まるスペースではありませんから、悪質な場合は警察へ連絡される可能性もあります。
トラックステーションを兼任しているような、郊外の大型駐車場を持つコンビニなら、店員さんに確認すれば使わせてもらえる可能性もありますが、基本的にコンビニは泊まれるところではないということを覚えておきましょう。
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・モールやスーパーの駐車場
これは論外ですね。
いくら駐車料金を払っているからといっても、使用用途が違います。
夕食の買い出しにキャンピングカーを入れるのは良いですが、そこで泊まるのはよろしくありません。
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・コインパーキング
こちらも同じですね。
夜中、アイドリングや発電機の音がしている。
人の声がするとなると、近所の人が警察へ連絡するでしょう。
せっかくの楽しい旅行が台無しになりますから、わざわざトラブルを持ち込むようなことはしないに限ります。
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・山の中の採石場などの広場
山の中へ入っていくと、採石場や農業用のスペースが存在します。
そういうところを使ってキャンピングカーで泊まるのはNGです。
多くの場合、そういうスペースは私有地だったり、地域のスペースだったりします。
勝手に他人の家に入って車で泊まっているのと同じです。
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・河川敷
OKなところもあります。
でも、そういうところはキャンプ場になっています。
ですからキャンプ場になっていない、河川敷や池のまわりにキャンピングカーで泊まるのはやめましょう。
川や池で事故が起きたとき、どうしようもありません。
また、河川敷の場合、上流から放水が始まったとき事故になることもあります。
どうしてもキャンプ場になっていない河川敷で泊まりたいときは、河川敷を管轄している警察署へ相談し、届け出をしてからにしましょう。
勝手に泊まってはいけません。
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・道の駅
非常にグレーゾーンなのですが、決まりとして、道の駅での仮眠はOKです。
でも泊まりはNGが原則です。
でも、泊まっている人もいますよね。
どうしても泊まりたいときには、次からお話するマナーをきちんと守っておきましょう。
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2: 安心して泊まれる場所、仮眠できる場所
このようにキャンピングカーだからと言って、どこでも泊まれるわけではありません。
ホテルや民宿を予約するよりも、宿泊の自由度はありますが、安全と快適性、社会的なマナーを考えると、次のような3つの場所が初心者さんへはおすすめです。
2.1: オートキャンプ場
一番のおすすめは、オートキャンプ場です。
車でキャンプすることを前提に作られていますから、使い勝手が良いです。
車外で料理ができますし、バーベキューもOK。
焚き火(直火はNG)もできますから、気分もドンドンアップしていきます。
また、オートキャンプ場の近くには、湖や川、森と言った自然が豊かにありますから、それだけでも使ってみる価値があるでしょう。
オートキャンプ場には、AC電源や水を汲む施設もありますから、キャンピングカー初心者さんでも、安心して使える場所だと言えます。
2.2: RVパーク
日本RV協会が普及を進めている、キャンピングカーが快適に泊まれる駐車場施設です。
AC電源やトイレ、水の施設もありますので、便利に使うことができます。
キャンピングカーのサイドオーニングを出して、車外にテーブルとイスを広げて食事を楽しむことも可能。(調理は不可です。)
RVパークの近くには、食事の出来る施設や、温泉、道の駅などがあることが多いので、初めてでも不自由なくキャンピングカーの旅と宿泊を楽しむことができます。
2.3: 道の駅
道の駅は、泊まる場所ではありません。
OKなのは仮眠するところまで。
でも、現実を見るとキャンピングカーで泊まっている人、いますよね。
普通乗用車で車中泊している人、いますよね。
ですから、道の駅を利用する場合には、次のマナーを守り、まわりへ配慮して使わせてもらいましょう。
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・ゴミは出さない
道の駅のゴミ箱は、道の駅で購入したもののためにあります。
キャンピングカーで持ち込んだゴミを捨ててはいけません。
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・サイドオーニングやテーブル、イスは出さない
キャンプ場ではありません。
RVパークでもありません。
道の駅は「休憩」するための場所ですから、サイドオーニングを出したり、テーブルとイスを並べたりしてはいけません。
また、発電機を使うのもNGです。
他の人の迷惑になるようなことはやらない。
これがマナーです。
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3: まとめ
キャンピングカー初心者の方が悩む「泊まるところ」についてご紹介してきました。
泊まっても良いところ、そうでないところを守って、キャンピングカーの旅行を楽しんでください。
また、小さなお子さんがいらっしゃる場合、キャンピングカーで泊まる場所には車があります。
車の陰から飛び出したり、急に走ったりすると交通事故にもつながります。
せっかくのキャンピングカーの旅行が台無しになりますから、常に車の事故には注意しておいてくださいね。