キャンピングカーに興味をもった。
今度の週末や連休にでもレンタルして家族と一緒に小旅行を楽しんでみようと思うけれど、いま一歩踏み出せないという方がいらっしゃいます。
そういった経験をお持ちの方にお話を聞くと、一歩を踏み出せなかった理由の一つに「トイレってどうすればいいの?」という疑問があります。
今回は、キャンピングカーをレンタルしたとき気になる「トイレ」についてお話していきたいと思います。
1: キャンピングカーのトイレの種類
キャンピングカーをレンタルするとき、注意しておきたいことの一つに
2つのバリエーションがレンタカーサービスを行っている会社によってあります。
どちらかを選べるところもあれば、トイレ付き車両のみを用意しているところもありますし、最初からトイレなし車両しかレンタカーでは準備されていないところもあります。
ここはあなたの旅の計画によって、どちらが使い勝手が良いのか考えて選ばれるといいでしょう。
また、旅の計画をレンタカー会社のスタッフに話してみて、彼ら彼女らの経験からアドバイスをもらうのも賢い方法だと言えます。
そして次に知っておいていただきたいのが、トイレ付き車両でのトイレの種類です。
トイレと一口にいっても、代表的な3つの種類があります。それぞれ使い勝手や衛生面の違いがあります。
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(1)ポータブルトイレ
持ち運びできるトイレです。
最近では昔のポータブルトイレとは違い、高機能型のものもありますので、臭いや後処理でイヤな思いをすることが減っています。
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(2)カセット式トイレ
キャブコンと呼ばれる「ザ・キャンピングカー」というイメージの車両に多く取り付けられています。
このトイレは、ポータブル式ではなくキャンピングカーの車内に取り付けられているので場所を動かすことはできません。
そのかわり、お家のトイレのように専用のトイレルームとなっているので、使い心地が快適なものが多いです。
また、「カセット式」という言葉からもイメージできますが、汚水タンクがカセット式になっているため、車外から取り外して簡単に処理できるのもうれしいところです。
水洗式のものがほとんどなので、清潔感も高いため安心してお使いいただけます。
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(3)マリントイレ
キャンピングカーのレンタルではあまり見かけることはありません。
ただ輸入キャンピングカーをレンタルされた場合には設置されている可能性があります。
マリンという名前からも想像できますが、船のトイレと同じ設備を車に取り付けている方法です。
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このような3つの種類が代表的です。そして、日本のキャンピングカーをレンタルしているところで用意されているのは「カセット式」がほとんど。
アイリンクスでもトイレ付き車両である「キャブコン」はカセット式になってます。
使い勝手もいいですし、処理の仕方もスムーズなのでおすすめですね。
2: キャンピングカーのトイレの使い方
キャンピングカーでのトイレは、どのように使うのが理想的なのかというと、その国のトイレ事情によって大きく変わってきます。
今回は日本でのレンタカーですので、日本でのトイレ事情を見ていきますと、車で移動中にトイレが全くないという場所を見つけるのは簡単ではありません。
特に主要幹線道路、高速道路、道の駅などをルートに入れながら移動する計画を立てるなら、
一般道なら
- コンビニ
- 道の駅
- ガソリンスタンド
- 大型ショッピングモール
高速道路なら
こまめにトイレ休憩をいれておけば、車内であわてる必要はありません。
では、キャンピングカーのトイレは必要ないのかというと、次のようなシーンが現実に起きたとき、心の底から「あってよかった~」と感じられるはずです。
- 高速道路で渋滞に巻き込まれたとき
- 一般道で渋滞に巻き込まれたとき
- 田舎道に入ってしまいトイレを借りられるところが見つからないとき
- キャンプ場で夜に離れた場所にあるトイレまで行きたくないとき
- キャンプ場で雨の中を歩いてトイレまで行きたくないとき
- キャンプ場で24時間トイレが使えないとき
- 小さなお子さんが突然「トイレ!」と言い出したとき
- 体調が変化して出来るだけ停まらずに帰りたいとき
- トイレがないような場所に停まって楽しみたいとき
ということで、キャンピングカーのトイレは「あるからいつも利用する」というのではなく、どちらかと言えば
- 平常心のときは、公共のトイレを率先して利用させてもらう
- 緊急時には、キャンピングカーのトイレを利用する
このように考えて使ってもらえるのが理想的ではないかと思います。
3: キャンピングカーのトイレの処理方法
キャンピングカーのトイレは、後処理が必要です。
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(1)ポータブルトイレ
汚水タンクに規定量の水を入れ、専用の薬剤を混ぜます。
これで化学的に汚物が分解され、臭いなどを抑えてくれます。
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(2)カセット式トイレ
車外からカセット式になっているタンクを引っ張り出します。
引っ張り出したタンクを持って、あとは捨てに行くだけでOK。
タンク式なので臭いも気になりませんし、汚物を目にする不快感もありません。
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(3)マリントイレ
これは少し特殊です。
RVパークなどにある「ダンプステーション」とキャンピングカーをホースでつないで汚物を処理します。
キャンピングカーの汚物をホースでダンプステーションへ流しているイメージです。
どの種類のトイレでも同じですが、トイレの後処理は公共マナーをまもって捨てるようにしましょう。キャンピングカーをレンタルする会社で「どこに捨てればいいのか」を聞いておくのがベストです。
というのも「ダンプステーション」と呼ばれるものが、まだまだ日本には多くないからです。
もし余裕があるのなら、旅ルートにある
- 道の駅
- トラックステーション
- RVパーク
- キャンプ場
こういった場所に「ダンプステーション」が設置されているかどうか検索しておくと長期間の旅でも安心です。
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4: トイレがないタイプをレンタルするとき
軽キャンやバンコンと呼ばれる「寝るため」「くつろぐため」の装備に重点を置いたキャンピングカーの場合、トイレがないタイプの車両がほとんどです。
こういった車両をレンタルするときには「ホームセンターで売っている緊急災害用トイレ」を幾つか持参しておくと安心できます。
また、もしものときのために、人を囲えるカーテンのようなものもあれば尚安心できます。海水浴場で着替えるときに使うようなものも、無いよりはマシですね。
5: まとめ
キャンピングカーのトイレは、日本ではほとんど「カセット式」です。
そのため、後処理も簡単ですし不快な思いをすることもほとんどありません。
もしトイレ事情が気になって「借りるのはちょっとなぁ」と思っておられるのなら。
または、お子さんや奥様が「トイレが心配」「トイレが清潔でないかも」と思っておられるのなら。
アイリンクスのキャンピングカーを見学に来てください。
前もってご連絡いただければ、ご覧になりたいキャンピングカーを見学できますので、きっとトイレの不安もなくなり、安心していただけると思います。