キャンプを始めたい。でも、テントやタープを設営するのはちょっと苦手。
キャンプに行ったけれど、上手くテントやタープが設営できず、時間ばかり掛かって苦労した。もっと楽にキャンプできないだろうか?
こういった想いを持った方。こういった経験をされた方。
主に「キャンプ未経験者」「キャンプ初心者」の方へ。
キャンプを楽しみたいけれど、苦手なことがあって楽しみにくい。そんなあなたへおすすめなのが「キャンピングカー」をレンタルして最高に楽しむ方法です。
1: キャンプ初心者こそ「キャンピングカー」が賢い選択
キャンプ初心者や、これから経験したい方こそ、キャンピングカーが賢い選択です。
というのも、次のようなメリットがあるからです。
(1)憧れのキャンピングカーはキャンプ初心者でも乗れる!
キャンプを楽しむ人の中でも、キャンピングカーを使う人は「キャンプの玄人」というイメージをお持ちではないでしょうか?
確かにこれまでは熟練キャンパーが、最終的に落ち着く場所としてキャンピングカーがありました。
しかし、これはキャンピングカーが「購入」しかできなかった時代の話。
今ではキャンピングカーも普通乗用車と同じように「レンタル」することができるようになっています。そのため、熟練キャンパーではなくても、もっと気軽にキャンピングカーに乗ってキャンプ旅に出掛けることができるのです。
キャンピングカーって、止まっているだけで目を引きます。少しでも「キャンプ」に興味をお持ちの方なら「憧れ」の存在だと思います。
こうしたアイテムが安くても「数百万円」かかる購入費や、毎月、毎年の維持費を必要とせず、使いたいときだけレンタルして楽しめるのは、ファミリーでキャンプを楽しみたい方にとっては大変うれしいことではないでしょうか。
(2)キャンピングカーは普通免許でOK
とは言っても、キャンピングカーを運転するのには特別な免許がないと難しそうと感じた方もいらっしゃるでしょう。
ご安心ください。キャンピングカーには大きく分けて2つの種類があります。
ひとつは「牽引」するタイプのキャンピングカー。自動車の後ろに移動式の居住スペースをくっつけて引っ張るタイプです。
このタイプは「牽引免許」が必要になりますので、一般的ではありません。そのためキャンピングカーレンタルサービスでも用意しているところはごく少数。
私たちが知っておきたいのは、ふたつ目の「自走式」です。
自走式のキャンピングカーは、主に小型トラックをベースにして作られています。そのため「普通免許」で運転可能。
そして、キャンピンカーレンタルサービスでは自走式のものが用意されていますし、車もAT車が多いので「AT限定免許」の方でも安心して運転できます。
さらに、日本で用意されている自走式キャンピングカーの大半は、家族4人くらいまでなら余裕で過ごせる広さを持っています。
ファミリーキャンプでも安心して使いやすくなっているのはうれしいですね。
(3)キャンプ初心者こそキャンピングカーが良い理由
キャンプで苦手意識をお持ちの方が多いのがコレ。
[1]テントを設営する
面倒なことや、コツがわからないと時間ばかりかかることですね。こういうのがキャンピングカーなら楽になります。キャンピングカーで寝泊まりすればテントは必要ありません。
[2]雨の日の対応
キャンプ場って、基本的に郊外です。そして山と川が近いです。ということは、急な天候の変化を避けることはできません。1時間前まで快晴だったのに、5分前から空が真っ暗。こういうこともあります。
そして、雨雲が発達するとゲリラ豪雨になることも。こういうとき、テントとタープだけだとかなり苦労します。普通乗用車やミニバンで来ていても、車内でじっと座っているのは辛いものです。
しかし、キャンピングカーなら元々「快適に過ごす」空間になっているため、空が怪しくなったときにサッと車内へ待避すればOK。雨雲が過ぎていくまで車内で寛いで過ごせます。
[3]虫対策
キャンプは楽しみたいけれど、虫は苦手。
キャンピングカーなら、虫が寄って来やすい夕方から朝方にかけて、車内で過ごせば虫対策可能です。
テントの中で過ごすよりも、格段に虫との遭遇を減らせます。
[4]夜の防犯
テントで宿泊するのは防犯上気になる。
残念ながら最近はキャンプ場での窃盗が増えているようです。
こういった事案に遭遇しないためには、キャンピングカーはおすすめです。車の出入り口や窓をしっかり締めておけば、テントで宿泊するよりもかなり安心できます。
2: キャンピングカーでキャンプするときの注意点
キャンピングカーを利用するとき、次のことに注意しておきましょう。
(1)キャンピングカーで宿泊できるところ
キャンピングカーで宿泊できるところを事前に調査しておきましょう。
オートキャンプ場なら、駐車スペースも整っていますし、外部電源を使えるところが多いため、暑い夏でもキャンピングカーの中をクーラーで快適な空間にできます。
(2)キャンピングカー利用の注意点
[1]カーブはゆっくり走ろう
キャンピングカーは背が高い乗り物です。そのため、速度が出ている状態でカーブすると遠心力で外側へ膨らみやすくなります。
カーブを曲がりきれない、最悪は横転する。こういう事故に繋がります。
「カーブの手前ではスピードをいつもより落とす」
これが大切です。
[2]細い道と高架は注意
普通乗用車よりも幅が広いため、無理に細い道へ入らないのが正解です。
また、高架下を通過するときは、キャンピングカーの高さと高架下の高さ制限の標識を必ず確認しましょう。
[3]いつもより丁寧な運転
急発進・急加速・急ブレーキは要注意です。車の重量が重いため、思っているのとは違った動きをします。
基本、どのような運転動作も「ゆっくり」がおすすめです。
(3)初心者が楽しむポイント
ポイントは3つあります。
[1]暑さと寒さ対策
季節を問わずに対策しておきましょう。急な気温の変化が起こることもあります。
[2]防犯対策
車から離れるときはロックしましょう。窓も忘れずにロックしてください。
[3]食事を考えておこう
キャンプ初心者の方は「食事」を考えておくと時間に余裕が生まれます。
凝った料理ではなく、簡単に作れる食事にしましょう。
お湯で温めればすぐに食べられるもの。自宅で完成した料理を持参。道の駅で買ったお弁当。
こういうのでOKです。
(4)寝る前の「雨」チェック
キャンピングカーなので雨が降っても慌てることは少ないものですが、寝る前は「雨」チェックしておきましょう。
というのも、車外に何か出していると困ったことになります。突然の雨音でびっくりすることもあります。
場所によっては雷が轟くところもあります。
「雨が降るかも」「一時的に豪雨になるかも」
こういう予想をしていれば、心構えもできますので慌てなくてすみます。
(5)インターネットは必須ツール
雨雲のチェック。気温のチェック。
タープの設営方法なども含めて、インターネットが使えると大変便利です。
最近のオートキャンプ場は電波が届いているところも多いため、スマートフォンやタブレットでインターネットへ接続できるかどうか、現地に到着したら確認しておきましょう。
3: まとめ
キャンプ初心者の方こそ、キャンピングカーを使って楽しんでほしいと思います。
キャンプはテントやタープを設営することがメインではありません。自然の中で余裕をもってゆったりと過ごすのがキャンプの醍醐味。
テントやタープの設営がどうも苦手だったり、上手くできるか心配ならキャンピングカーをレンタルしていきましょう。
設営や撤収の手間が減るだけでも、キャンプの楽しさがグンとアップします。