ワーケーションとは、ワークとバケーションを組み合わせた言葉です。いわゆる「造語」というものですね。
近年、ワーケーションを導入し、働きながら休暇を楽しむというスタイルが注目を集めています。
新しい生活から生まれた新しい働き方「ワーケーション」をキャンピングカーで快適に楽しみ、仕事の効率をアップさせましょう。
1: ワーケーションにキャンピングカーがおすすめの理由
ワーケーションにはキャンピングカーがおすすめです。というのも、長年キャンピングカーに関わってきたからわかることですが、休暇と仕事の両方を簡単にパッケージングできるのは、このアイテムしか思い当たりません。
例えば、電車やバスですと休暇は楽しめても、仕事をするモードに切り替えるのは難しいものです。またバイクツーリングと仕事を組み合わせたとしても、仕事をするための快適な空間を用意するのは難しいです。
テントとタープがあれば問題なく仕事ができる!
このような人は良いですが、そんなに多くないと思います。そこで両方を楽しめるのがキャンピングカー。楽しみつつ仕事の効率が上がる理由をお話します。
(1)「場所と時間に縛られない」を実現できる
キャンピングカーは時刻表に縛られることなく、自分のスケジュールで移動し、そのまま居住することができる乗り物。
まさに、多くの会社員の方が夢に見ている「場所と時間に縛られない」働き方を実現しやすいアイテムです。
また、自分の予定と自分の設定したルートで移動できますから、どこへ寄り道するのも自由。電車やバスだと乗り継ぎが多くて面倒な場所や、乗り継ぎの時間を外すと2時間後しか電車やバスが来ないという面倒もありません。
自分のペースで自分の好きな場所へ向かえます。そして、自分のペースで仕事もできます。
(2)圧倒的に快適な居住性能
テントとタープでキャンプをしながら仕事をする。
これもワーケーションのひとつの方法です。しかし、仕事をするモードになるのは難しいはず。だって、テントとタープでは快適な居住空間を得にくいから。
遊びであれば最高に楽しい空間ですが、仕事となるとイライラするものです。
しかし、キャンピングカーであれば最初から居住することを目的に作られていますから、自分の部屋で仕事をしているような雰囲気になれます。
また、外と内との境界がきっちりしているので、個室の雰囲気が仕事モードへカチッとスイッチを入れてくれることでしょう。
天井も一般的な乗用車と比較にならないほど高いですから、窮屈さもなくのびのびと仕事に集中することができます。
やっぱり仕事は「快適な居住性能」がないと難しいですからね。
(3)生活と仕事をいいとこ取りできる
生活する部分と仕事をする部分を分けることもできます。
例えば、生活=遊びと考えるなら、キャンピングカーの外を生活空間。キャンピングカーの車内を仕事空間にすると、いいとこ取りできます。
午前中はキャンピングカーの中で仕事。午後からは外のテントとタープの下でキャンプ。
どちらも手間なく楽しめます。
(4)空調もあるので快適
キャンピングカーの多くはエアコンを装備しています。また、冬用にヒーターを装備しています。
空調が整っていると、夏でも冬でも季節に関係なくワーケーションを楽しめます。また、キャンピングカーには大容量のサブバッテリーや、オートキャンプ場やRVパークなら電源を引き込むこともできるため、パソコンやスマホの電源確保の心配もありません。
(5)キャブコンだとかなり快適
キャンピングカーには、大きく分けて次の3つのタイプがあります。
[1]キャブコン
[2]軽キャン
[3]バンコン
キャブコンは、日本で最もキャンピングカーとして知られているタイプです。天井が高く、居住空間も整っています。ミニキッチンや冷蔵庫、ベッドやリビングもあるため、自分の部屋がそのまま移動しているような感じです。
軽キャンは軽自動車をベースにして作られたキャンピングカーです。軽自動車ベースなので居住空間は広くありません。移動が主目的の人におすすめです。寝るのは仮眠程度なら問題ありません。
バンコンは、ハイエースのようなバンの内装を改造しキャンピングカーにしたタイプ。外から見た目は普通のバン。でも、中身はキャンピングカーというものです。
バンコンは普通のバンなので運転はしやすいです。しかし、居住空間を考えると天井が低いため圧迫感があります。遊びだけ、車中泊だけなら大きな問題にはなりませんが、車内で仕事をしようと思うとちょっと辛いです。
バンコンでワーケーションを楽しむ方は、「仕事は車外でする」と考えておくのが無難です。
2: ワーケーションを快適に楽しんで効率を上げるポイント
ワーケーションだからこそ快適に楽しんで仕事の効率を上げたいものです。
(1)渋滞をさけて遊んで仕事
キャンピングカーを使ったワーケーションだからこそできること。それは渋滞をさけて目的地へ向かい、心穏やかな気分で遊びと仕事ができることではないでしょうか。
みんなとは違った行動様式を選べるからこそ、満足度も高くなります。
(2)午前中は仕事、昼から観光
頭のさえている午前中は、美しい景色を見ながら静かに仕事に集中。これは効率が上がります。
午後からはカラダを動かす観光。仕事や遊びのスケジュールを立てられますので、一日を有意義に過ごせます。
(3)温泉後に残作業もできる
もし仕事が残っていても、近くの温泉でリラックスしてから残作業を終わらせることもできます。
いつでも、どこでも、自分の自由にできるのが醍醐味です。
(4)仕事の後は自然を見ながらくつろぎタイム
仕事が終われば自然を楽しみましょう。
家では、様々な情報が入ってきますがワーケーションで訪れる場所では情報が減りますので、ゆったりとくつろぐことができます。
「何もしない時間」は、大変贅沢な時間の過ごし方だと言えます。
3: こんなプランでワーケーション体験してみよう
アイリンクスのある京都からですと、次のような場所でワーケーションを楽しむことができます。
- (1)曽爾高原
- (2)琵琶湖畔
- (3)月ヶ瀬
- (4)白浜
- (5)美杉
どこもオートキャンプ場やRVパークがありますので場所の確保をしておけば、後はキャンピングカーをレンタルするだけでワーケーションがスタートできます。
高原を眺めながら、湖を眺めながら、梅林を眺めながら。
太平洋を眺めながら、大きな船が進んでいくのを眺めながらもおすすめですし、秘境「美杉」で自然を満喫しながらというのも楽しいです。
4: まとめ
ワーケーションは、まだまだ新しい働き方です。しかし、採用する企業も増えてきています。また、業種によってはテレワーク可能な場合、ワーケーションでも問題にならないところもあります。
ぜひ、今度の休暇はキャンピングカーをレンタルして、まずは遊び8割、仕事2割でワーケーションを試し楽しんでみてください。