キャンプへ行くなら、非日常な環境へ飛び込みたい。
その方が、断然楽しいものですし、日常生活を忘れられてこそ、心身ともにリラックスできるものです。
そうした理由から考えてみると、キャンピングカーで絶景スポットへ訪れてみるのがベストだと思います。
ぜひ、ご家族と一緒に長期のお休みをとって、日頃の疲れやイライラを解消してみてください。
1: 誰もが一度は訪れたい場所
絶景スポットと聞くと、SNSで話題になった海外にある「死ぬまでに一度は・・・」というくらいのスポットを思い起こしてしまいます。
しかし、絶景スポットは海外だけではありません。
日本にも思わず息を呑むほどの絶景があります。
そして日本には四季がありますから、自然が作り出す絶景は、海外よりも豊かなはず。
そんな絶景に「ぜひ体をゆだねてみたい!」と思いながらも、絶景を訪れない理由もあります。
その理由とは、多くの絶景は交通が不便である。
電車で行くには駅からちょっと無理。
バスで行くにもちょっと遠い。
いや、それ以上に、バスが一日一本とか、京都の北部にある特別なバスのように、年に一度だけとか。
絶景と呼べる場所へ足を運ぶには、交通手段がなかったり、到着したとしても宿がなかったり、トイレが見当たらなかったり、そういうことにも遭遇します。
そこで、絶景スポットの近くまで移動し、宿がなくても安心して宿泊でき、トイレの心配も無用な乗り物
「キャンピングカー」
を使った絶景スポット&キャンプを考えてみてほしいのです。
2: キャンピングカーだからこそのメリット
キャンピングカーを利用すると、ちょっとくらい行きにくい場所へも簡単に移動できます。
少し大きめの乗用車が通れるところなら、問題なく通れます。
また、寝室もありますので、いつでも好きなところで宿泊可能。
トイレも車内にありますので、慌てて探す必要もありません。
また、いつでも車内で着替えができるので、プライバシーも守られるというメリットがあります。
そして、一番のメリットは、家族一緒に移動できること。
小さなお子さんがいても安心ですし、突然泣き出してもまわりに気を使う必要がありません。
また、家族同然のワンちゃんやネコちゃんも一緒に絶景を見に行くことができます。
こちらも突然泣き出しても全然大丈夫ですし、ペットと一緒の旅の思い出は、どんなことにも変えることができないもの。
キャンピングカーを利用することで、あなたの家族全員が絶景を堪能し、これから5年後、10年後も共有できる話題となることは間違いありません。
3: 絶景スポット&キャンプ場
ホテルや民宿では体験できない自然が生み出した絶景。
景色もさることながら、夜空に輝く満天の星空。
冷えた朝に沸き上がる朝霧。
移りゆく季節が表現される紅葉。
キャンピングカーで自然の中にいるからこそ味わえる光景を、絶景とともに楽しんでもらいたいです。
それでは、次から日本で楽しめる絶景スポットとキャンプ場を紹介します。
3.1: 北海道
(1)黄金岬
札幌自動車道「小樽IC」から1時間ほどのところにある絶景です。
大海原にそびえ立つハート形の島は、自然が作り出した絶景と呼ぶにふさわしいものでしょう。
昼間に黄金岬を訪れ、夜には「アサヒの丘キャンプ場」でオートキャンプを楽しむ。
キャンピングカーが使える広めのスペースが用意されていますので、たき火を楽しみながら、満天の星空を眺めてみてはいかがでしょうか。
(2)トドワラ
荒涼とした景色。
「この世の果て」と呼ばれている絶景が、野付半島にある「トドワラ」です。
海水による浸食で、トドマツの立ち枯れた風景を見ることができます。
現在も浸食が進んでいるため、立ち枯れの木も風化により減少。
いつまで見られるかわからない貴重な風景を、今のうちに楽しんでください。
そして、トドワラからキャンプのために移動する先は「別海町ふれあいキャンプ場」。
こちらは全面芝生で緑豊かな場所です。
また、キャンピングカーにうれしい予備バッテリーの充電に使える電源も用意されています。
キャンプ道具もレンタルできるので、身軽にキャンピングカーで絶景見物。
その後はレンタルでキャンプを楽しむという、カジュアルな行動も可能です。
3.2: 東北
(1)北山崎(岩手県)
「海のアルプス」とも呼ばれる絶景が、北山崎です。
高さ200mの断崖絶壁は、目にするだけでため息がでるくらいの価値があります。
観光船も用意されていますので、海側からもダイナミックな断崖絶壁を見ることも可能。
そして、キャンプ地には、キャンピングカーが使いやすい「ふれあいらんど岩泉」。
オートキャンプサイトはAC電源も用意され、区画整備された空間は、安心して自然を楽しめる場所となっています。
(2)巨釜(宮城県)
気仙沼湾の東にある唐桑半島。
その東海岸に位置する奇岩怪岩が織りなす男性的な海岸美こそ、自然が作り出した絶景と言えるでしょう。
海中からそびえ立つ、高さ16mの大理石は必見です。
巨釜の絶景を堪能した後は、太平洋が見渡せる「休暇村気仙沼大島キャンプ場」へ。
こちらもオートキャンプサイトが用意されていますので、AC電源や水道設備があるのがうれしいところです。
オートキャンプ初心者の方も安心して使えますので、初めて遠出を考えている方におすすめです。
3.3: 北陸
(1)能登金剛機具岩(石川県)
「能登二見」という別名を持つ、伊勢の二見岩によく似た夫婦岩。
16mと12mの高さがある2つの岩が、機織り道具のように見えることから、この名前が付いています。
西向きに立っている二見岩なので、夕焼けが最高に映えるスポット。
そして、家族連れも楽しめるキャンプ場が「ハートランドヒルズin能登@いおり」です。
能登金剛機具岩で夕焼けを眺めてから、一路東へ向かい七尾市へ。
キャンプ場からは富山湾を一望でき、右には立山連峰、左には能登半島と大自然を一望できる贅沢な絶景が特徴です。
AC電源やドッグランスペースもあるので、朝一番に愛犬と澄んだ空気の中、一緒に自然を楽しむこともできます。
(2)城山天守閣展望台(岐阜県)
岐阜県の北部。
合掌造りの家が集まる白川郷の萩町集落。
この集落を一望できるのが、城山天守閣展望台です。
絵画のような風景に、静かなたたずまい。
四季によって表情が変わりますから、どの季節にいっても絶景であることは間違いないでしょう。
正面に見える白山連峰も雄大で絶景です。
白川郷の絶景を堪能したら、東海北陸自動車道で高鷲ICへ。
そこからクルマで10分ほどの場所に「N.A.O.明野高原キャンプ場」があります。
このキャンプ場もAC電源があったり、ペットと泊まれる柵付きサイトが用意されていますので、愛犬と一緒でも安心。
森に囲まれたコテージもある場所なので、日常から離れた静かな環境が、贅沢な時間を提供してくれることでしょう。
4: まとめ
キャンピングカーなら、電車やバスでは行きにくい絶景スポットへ簡単に訪れることができます。
また、絶景スポットの特徴として、宿などの施設が少ないという不満もキャンピングカーなら簡単に解消できます。
- 移動すること。
- 泊まること。
- 着替えること。
- トイレ。
おうちがそのまま移動しているイメージですから、どんなところへ行っても大丈夫。
どうぞ、ご家族と一緒に絶景スポットへ訪れ、思い出を共有してください。
そして、思い出を共有するためには、一度、キャンピングカーをレンタルして実体験をしてみてください。