コロナ禍によって注目を集めているものの一つにアウトドアがあります。
そのアウトドアブームの波を受け、今大注目なのが「RVパーク」という施設です。
ではRVパークとはいったいどんな場所なのでしょうか?
RVパークとは、キャンピングカーユーザーをはじめとする、
車中泊旅行を楽しむ利用者に「より安全・安心・快適なくるま旅」を提供するもので、
駐車場での車中泊を公認された施設のことです。
そこで今回は、実際にRVパークではどんな事が出来るのかについてお話します。
1: RVパークの特徴
どんな条件を満たした施設をRVパークと呼ぶのでしょうか?
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(1)ゆったりとした駐車スペースで、一週間くらいの滞在が可能
キャンピングカーでの利用を想定しているため、駐車スペースは広めに確保してあります。
テントの様に設置する必要はないので、気に入った場所に車を停め長期滞在にも向いています。
人との距離を保ちながら、車というパーソナルな空間で過ごせるので安心ですね。
自然に囲まれながら、ゆったり滞在出来るのが良いですね。
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(2)24時間利用が可能なトイレ
24時間利用可能なトイレを設けています。
自然の中のキャンプ場などは夜中のトイレ利用に不安を感じる方も多いと思います。
その点、RVパークでしたら24時間利用可能なトイレが近くに設置されているので安心ですね。
女性や小さなお子様連れの方にも安心して使って頂けますね。
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(3)100V電源が使用可能
キャンピングカーの利用を想定しているので、100Vの電源が使用可能です。
引き込みケーブルを持参すればサブバッテリーの充電が可能です。
これにより夏や冬場の冷暖房が必要な時期でも、安心して車中泊を利用する事が出来ます。
電源が利用出来る事でリモートワークにも最適ですね。
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(4)入浴施設が近隣にあることが望ましい
入浴施設が近隣にあることが望ましいとされている為
近くに温泉施設があるケースが多いです。
好きな入浴施設の近くのRVパークを探すという選択肢もありますね。
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(5)ゴミ処理が可能
車旅をしていると避けては通れないゴミ問題ですが
ゴミを受け付けてくれる場所があるのはありがたいですね。
特に夏場はゴミを長期間貯めておけないので、これは助かりますね。
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(6)入退場制限が緩やか予約が必須ではないこと
こちらも車中泊の方には便利なサービスです。
車中泊を好む方は、その日の気分で行き先を決めたりします。
今日はこの辺で宿泊しようと決めた急な予定にも融通が効くのは嬉しいですね。
正に車旅をする方にもってこいのサービスだと思います。
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2: RVパークの価格帯は?
日本RV協会では一泊5000円の上限を設けています。
こちらは一人あたりの金額ではなく、車1台の料金になります。
実際はほとんどの施設が1泊3000円以下の料金設定で、車の大きさや、利用人数での追加料金がない
というのも嬉しい点です。
3: RVパークの楽しみ方
少しずつ数が増えてきているRVパークですが、それぞれ様々な特徴があります。
道の駅や入浴施設に隣接しているものから、ドッグランがあるもの
自然の中での体験を売りにしているものなど。
自分のスタイルに合ったRVパークを探してみるのも良いでしょう。
4: RVパークで気をつけること
RVパークは、車に特化したオートキャンプ場のイメージがありますが
RVパークはキャンプ場ではありません。
あくまで車中泊を目的とした施設なので、車外にテーブルやイスを持ち出すことは可能ですが、
テントを張ったり車外で調理を行うことはできません。(施設のルールに準ずる)
また、基本的に空きがあれば事前の予約は不要なRVパークですが
一部、人気の施設では予約が必須な場所もあります。
思いつきで訪ねてみたが、予約一杯で宿泊ができないといったトラブルがないよう、
事前に下調べをして行く事も大切かもしれません。
5: まとめ
3密を避けて旅を楽しむ手段としてより一層注目集まるRVパーク。
道の駅やサービスエリアなどでの車中泊が一部問題視される中では
今後ますます需要が増えていく事が予想されますね。
キャンピングカーでの新たな楽しみ方の一つとして
RVパークという選択肢を考えてみてはいかがでしょうか?